順慶寺寺院葬のしおり
平成20年度護寺会総会(4月23日、24日開催)にて、順慶寺本堂における、護寺会員 の葬儀執行が正式に、会員の権利として認められました。
下記の期日以降、順慶寺本堂にて、通夜、葬儀が可能になります。
地域などの状況に考慮しつつ、真宗の本義を求めた順慶寺本堂での葬儀をご検討ください。
概要
- 受入開始
- 平成20年8月16日
- 権利保有者
- 順慶寺護寺会員、または、入会希望者
- 葬儀場所
- 順慶寺本堂
- 利用施設
- 順慶寺本堂、南落間、玄関、境内、駐車場他
但し、庫裏は使いません。 - 会場費
- 80,000円(左記費用は、葬儀後、葬儀お布施とは別に、寺に納入ください。)
但し、会場費には、護寺会協力費、本堂荘厳一式(野卓、ローソク代、お香・仏華代)、水道光熱(本堂等冷暖房)費、駐車場賃貸料含む
※ 本堂では、御本尊中心に、祭壇は使いません。(下図参照)
※ 順慶寺の重要法要行事と重なる場合、本堂での葬儀ができない場合があります。
寺院葬儀の手引き
■病院~自宅
- 親族が亡くなられたら、速やかに、順慶寺まで連絡してください。寺族が直ちに枕経に伺います。
- 葬儀社、地域役員(葬儀関係者)に連絡してください。葬儀社、地域役員には、順慶寺本堂で葬儀をすることを伝えてください。
- 枕経に伺った際に、通夜、葬儀、火葬の時間を決定します。
- 親族と順慶寺、葬儀社、地域役員とで、葬儀の進め方を検討します。葬儀での司会の有無は、協議で決めます。本堂の荘厳は、すべて寺族、役僧でいたします。
- 親族と葬儀社とで、その他の打合せをします。打合せはおおよそ、①ご遺体の清拭②入棺③儀式以外の会場準備(駐車場、テント、その他備品)④献華⑤食事⑥宿泊⑦引き出物⑧返礼⑨会場の後片付けの確認 その他です。
- 親族で、地域の役員(区長、議員など)、会葬者への連絡をします。
- 順慶寺野卓(祭壇)に飾るお飾り(お餅またはそれに準ずるもの20個)を準備します。
- 自宅にご遺体がある間、出来うる限り内仏前の枕元で、故人を看取ります。
- 自宅で、葬儀社の方に清拭(湯潅)、納棺をしていただき、順慶寺に出棺します。
■自宅出棺~通夜・夜とぎ
- 通夜当日、仏壇にお名残の合掌して、順慶寺に出棺します。
- 順慶寺で、お華束の手伝い(下図参照)をします。基本的には、葬儀のお飾りは、寺族でしますが、儀式への参加をしっかりするため、根・菓・餅の飾りの手伝いをお願いします。(儀式に対するお手伝いはこれだけです)
- 通夜準備の確認
通夜などの準備は、葬儀社の方にしていただきますので、その確認をしてください。通夜の案内や駐車のことも、その際に確認します。 - 通夜の儀式の進め方の確認
通夜直前に、住職が、儀式の意義と進め方について、参列の皆様にお話しいたします。 - 通夜勤め
- 本堂に入堂します。その後、喚鐘が鳴り、住職が出仕いたします。
- 通夜では、基本的に司会はつけず、全員で正信偈・念仏讃六首引きを唱和します。
- 焼香 ○急ぐ人は、通夜勤めの前 ○ゆっくりできる人は、通夜勤めの後に行います。
- 勤行中の喪主の立礼はいたしません。
- 夜とぎ
通夜勤め終了後、故人を囲んで、親族で夜を過ごします。この際、本堂での宿泊は、南落間で行ってください。
■通夜当日
- 通夜当日、仏壇にお名残の合掌して、順慶寺に出棺します。
- 順慶寺で、お華束の手伝い(右図参照)をします。基本的には、葬儀のお飾りは、寺族でしますが、儀式への参加をしっかりするため、根・菓・餅の飾りの手伝いをお願いします。(儀式に対するお手伝いはこれだけです)
- 通夜準備の確認
通夜などの準備は、葬儀社の方にしていただきますので、その確認をしてください。通夜の案内や駐車のことも、その際に確認します。 - 通夜の儀式の進め方の確認
通夜直前に、住職が、儀式の意義と進め方について、参列の皆様にお話しいたします。 - 通夜勤め
- 本堂に入堂します。その後、喚鐘が鳴り、住職が出仕いたします。
- 通夜では、基本的に司会はつけず、全員で正信偈・念仏讃六首引きを唱和します。
- 焼香 ○急ぐ人は、通夜勤めの前 ○ゆっくりできる人は、通夜勤めの後に行います。
- 勤行中の喪主の立礼はいたしません。
- 夜とぎ
通夜勤め終了後、故人を囲んで、親族で夜を過ごします。この際、本堂での宿泊は、南落間で行ってください。
■葬儀当日
- 準備
親族は、葬儀用の身なりを準備します。着替えなどは、すべて南落間で行ってください。 - 葬儀
- 本堂に入堂します。
- 司会が必要な場合は、葬儀社の人にしてもらいます。
- 合図に従って、焼香します。この際、首座をつとめる喪主が、要の位置を外れることは失礼にあたりますので、喪主の立礼はしません。
- 灰葬勤行(火葬場でのおつとめ)
お勤めがはじまったら、合図に従って再び焼香します。 - お礼の挨拶(◎ここで初めて喪主が首座を外し、会葬者へお礼をします。)
喪主がお礼の挨拶をします。 - お別れ
出棺まで、棺のふたをあけて、お花などを入れて、最後のお別れをします。 - 出棺
- 火葬
- 会場の片付け
会場の片付けは、葬儀社の人にしてもらいます。また、本堂の荘厳は、すべて寺族、役僧が執り行います。
■還骨勤行(三日七日法要)
- 還骨したら
まず、本堂の正面(外陣)にお骨をおきます。 - 読経、焼香
寺族が読経(仏説無量寿経一巻)をはじめたら、ただちに焼香をします。 - 本堂北余間に移動
お経が終わったら、ただちに北余間の中陰壇にお骨を移します。 - 正信偈唱和、御文拝読
全員で正信偈を唱和します。その後、頭を下げて、心から御文を聴聞します。 - 法話
北余間、中陰壇の前で、住職が法話をいたします。 - 焼香
住職の法話が終わったら、全員で中陰壇に向かい、最後の焼香をいたします。
※確認事項
・会場の準備などは、すべて葬儀社の方に任せますので、寺の関与はありません。
・お斎は、順慶寺玄関を使ってください。ただし、すべて、葬儀社の差配によります。
・華は、葬儀社との打ちあわせで決めてください。