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    珠数とはどんなものですか。

    珠数は、仏、菩薩を礼拝するときに手に掛けるものです。

    どうして珠数という名前になったのですか。

    これは、手に掛けて珠の数を数えたことから由来します。
    古いお経によると、百八つの珠を貫いて、それを数えよとあります。
    また、珠数を誦数(ずず)と呼ぶ人もあると思います。
    これは、念仏などの声の回数を数えたところから来ているようです。
    今でも、浄土宗などでは、百万遍といって、珠数の数だけ念仏を唱えることをしています。

    珠数の珠はどんなものがいいのですか。

    これはお経の中に明記してあります。
    つまり、用材は、鉄赤銅、真珠、珊瑚、木げん樹(インドなどに多く生息する喬木の一種)から作ったもの、蓮から作ったもの、水晶、菩提樹から作ったものなどです。
    珠数の珠は、宝石などで出来ているため、高価なものになってしまいます。
    そのため、よくまがい品が出回っていますが、出来ましたら、本物をお使い下さい。 高価なものの方が大切にする意味もあります。

    珠数の使い方を教えて下さい。

    珠数の使い方は、大体四通りあるとされます。
    第一に、念仏の数を数えること。念仏の回数が増してくると、何回したか分からなくなるので、珠数で記すわけです。
    第二に、珠数を磨りならすこと。これは、かつて、僧侶が儀式の合図として使った信号です。
    御利益がとやかくいわれますが、全く関係ありません。
    第三に、珠数をつまぐり回すこと。これは、珠数を回しながらリズムを取るためだとされています。
    第四に、ただかけること。これについては、次回説明します。

    つの用法で、どれが正しいのですか。

    昔は、第三の用法がよく用いられていました。
    本山の親鸞聖人のお木像(御真影)は、珠数をつまぐり回している姿になっています。
    現在は、第四のただかける用法に統一されています。

    二連になっている珠数もただかけるだけでいいのでしょうか。

    二連になっている珠数は、もとは、一連の珠数をふたつ持ったことから発しています。
    つまり、一連で、念仏申して、残る一連で、数を数えたとされます。
    その後、この二つを組み合わせて、長い一連を二重にして使うようになったということです。
    真宗では、念仏を数えることはしませんから、二連のものを持っても、ただかけるだけでいいことになります。

    真宗で用いられる珠数の使い方は?

    真宗では、念仏の数を数えることをしません。
    ですから、珠数は手にただかけて、口に念仏を称えます。

    念仏はどのようにしたらいいのでしょうか?

    真宗では、念仏の数を数えることをしません。ですから、珠数は手にただかけて、口に念仏を称えます。

    念仏はどのようにしたらいいのでしょうか?

    念仏は、「なむあみだぶつ」を繰り返して、二息ほど繰り返したら、頭をさげるようにしたらいいでしょう。
    その場合、微音にて発声するのが礼儀となっています。
    もし、導師の方がいるならば、その導師が頭をさげる以前に、頭をさげることは考え物です。
    導師の方が頭を下げたら、それに追随しましょう。

    手はどのように合わせるのですか?

    手は、両手の十指を正しく合わせて、力を抜いた状態で、珠数をかけます。
    そして、鳩尾のあたりで制止させ、合掌をします。

    合掌はどうしてするのですか?

    合掌をしている姿を見て、不快に感ずる人はないと思います。
    考えてみれば、手を後ろに回している姿は、人に非常な不信感を与えますが、合掌の姿は、人に安心感を与えます。
    インドでは、合掌をしながら、「ナマステ」と挨拶しますが、これも、他人に対する尊敬と帰順の気持ちの現れではないでしょうか。
    ともかく、合掌は、仏に対する帰順のこころの現れです。