• ローソク 打敷 鶴亀
    仏華 お香 お仏供
    仏壇 お墓 念珠

    仏華はどうして上げるのですか。

    仏華は、仏様の世界が花で飾られていることを示していると言われます。これは、真宗の『無量寿経』、『阿弥陀経』の世界とも一致します。

    仏華はどの様に生けるのですか。

    「生花」は、仏華から始まっていると言われます。花を捧げる心が、観賞用になったと言います。
    そういえば、親鸞聖人の御旧跡、六角堂は池坊の家元が住職を勤めています。
    さて、花は仏様に向かって立てると言うのが、常識のように思われますが、それは間違えです。
    もし、私たちが仏様のところに立ったとしたら、「何よ!後ろを向けて」となるでしょう。しかし、仏様は、私たちに花の本当の美しさを、届けてくれるのです。
    ここに、仏様のご苦労が偲ばれます。 順慶寺の仏華を立てられている方が、 「花は自分に向かって立てるんです。」と言ってみえました。
    人に見せようとする驕慢な心は、人にすぐ見抜かれてしまいます。当然、仏様は、悲しまれるでしょう。

    仏華はいつ立てますか。

    毎日花のことを心がけましょう。これで、毎日仏様の命を感じるわけです。

    香炉にはどんな種類がありますか。

    在家で使う香炉には、二種類あります。
    まず、本尊の前(上卓)に置く、円盤型の香炉を火舎香炉(例外的に金香炉も用いられる)と言います。
    これは、焼香専用です。報恩講など重い儀式に使います。
    もう一つは、前卓に置く土香炉です。主に線香を焚くのに用います。これは、毎日使います。

    線香はどのように焚くのでしょうか。

    線香は、江戸時代に発達した香です。
    それまでは、ほとんどが抹香を焼香して、薫りをただよわせていました。
    しかし、これでは、あっという間に燃え尽きてしまいます。
    そこで、抹香をコの字に並べて、順次燃えていくようにして、長持するようにと考案しました。
    真宗では、抹香を焚くという考えにたって、線香を抹香を並べたようにする「燃香」の形をとります。
    ですから、線香は、立ててはなりません。三本くらいを香炉にあわせて折って焚きましょう。

    香は何故焚くのですか。

    香の香りは、物にもよりますが、じつに良いものです。知識人などでよくもてはやされる、香道もこの香りを味わうことからきていると思われます。
    香を焚くのには、主に二つの理由ります。
    第一に、仏様の浄土を垣間みることです。
    浄土の世界は、一味同心つまり、誰にも分け隔てのない世界です。日常生活の中は、差別極まりないのですが、香を嗅ぐことは誰にも差別されません。全ての人が平等に共有できます。
    できる限り良い香(例えば沈香)を用いて、この世で差別のない世界を垣間みるように心がけましょう。
    第二には、臭いを消すことです。日常の臭いや死者の異臭を消して、仏に詣でる気持ちを高めましょう。